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第10回 ITスキル研究フォーラムセミナー
『進化するITSS、人材育成のための活用法』
~ 「ITスキル標準V3・2008」登場とITSSをめぐる最新状況をご紹介 ~

日時 : 2008年11月27日(木)13:30~16:30

場所 : 都道府県会館(東京都 千代田区)

主催 : ITスキル研究フォーラム

参加費  一般 10,000円(税込み) ※「日経コンピュータ」半年間13冊購読付き

※ 終了しました。多数のご参加ありがとうございました。


当日プログラム (2008/11/27)
13:20~13:25
【主催者挨拶】
ITスキル研究フォーラム(iSRF) 代表 田口 潤
13:25~14:10
【基調講演】
ITスキル標準V3・2008と新試験制度の活用
~今、始まる新たなITプロフェッショナル育成~
独立行政法人 情報処理推進機構 
ITスキル標準センター センター長 丹羽 雅春 氏

[講演内容]
  本年の春にV3になり、新・情報処理技術者試験と関連付けられたITスキル標準。10月末に、マイナーチェンジされ「ITスキル標準V3 2008」になりました。では、マイナーチェンジで何が変わったのでしょうか。また試験制度との関連付けをIPAのITスキル標準センターは、どのように自己評価しているのでしょうか。さらに、経験値や実務能力を見たい企業の要望をどう汲み取り、試験によるレベルと実務能力のレベルをどう把握することを推奨しているのでしょうか。これらの現場からの疑問を明らかにします。

14:10~14:55
【特別講演】
高度IT人材の育成に向けて、誰が、育成に責任を持つのか?
~産構審・人材育成WGからITSS教育エンジニアプロコミ中間報告にみる「育成のプロ」とは~
株式会社ラーニングアーキテクチャ研究所 
代表取締役社長/チーフ ラーニング・アーキテクト 宮沢 修二 氏

[講演内容]
  産業構造審議会人材育成WGにおいて高度IT人材育成への取り組みの方向性が打ち出されました。そこでは、「誰が人材育成に責任を持つべきか」との議論も行われ、ITSSの教育エンジニア(以前のエデュケーション)・プロフェッショナルコミュニティの設置にもつながりました。最近、そのプロコミから教育エンジニアのスキルの見直しを含む中間報告が発表されています。これらの一連の動きに主導的に関与された経緯と、豊富な実務経験をもとに、企業における人材育成の主流となりつつある「学びを中心においた環境づくりと学習を促進させるプロフェッショナル」、すなわち教育エンジニアの必要性と役割を明らかにします。

14:55~15:10 休 憩
15:10~15:50
【ITSS導入事例】
ITSSを利用した人材育成フレームワークの構築と活用
NTTソフトウェア株式会社 
生産性革新センター スキルマネジメント部門
部門長  鈴木 幸男 氏

[講演内容]
  高度なIT人材を戦略的に、効率的に育成していかなければならないという状況の中で、NTTソフトウェアでは、「自立と自律で自ら成長し続ける人材の育成」を理念とした人材育成を推進することでそれに対応しようとしています。ここでは、育成の仕組(人材育成フレームワーク)へのITSSの活用方法、成果を中心に、運用した中で見えてきた課題についても報告します。

15:50~16:20
【第7回全国スキル調査の報告】
「第7回全国スキル調査」分析報告
~3万人調査に見る、ITエンジニアのスキルと年収~
日経BP社 
日経コンピュータ 副編集長 森山 徹 氏

[講演内容]
  ITスキル研究フォーラム(iSRF)が、毎年、ITエンジニアを対象に実施している「全国スキル調査」の調査結果を報告します。今回は、職種別のスキルレベルと合わせて、「年収」や「やりがい」「学歴」なども調査しました。コンサルタントやソフトウエアデベロップメントなど、どのような職種の、どのレベルのエンジニアが、どれくらいの報酬を得ているのか。職種によって仕事へのモチベーションは異なるのか。スキルレベルと学歴は関係があるのかなど、多面的な分析を通して、ITエンジニアの実態を浮かび上がらせます。

16:20~16:30
【ITスキル研究フォーラム(iSRF)からのお知らせ】
ITスキル研究フォーラム(iSRF)事務局長 森田 哲也