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第19回 ITスキル研究フォーラムセミナー
『IT人材像の再構築が日本企業復活の鍵』

日時 : 2013年6月14日(金)14:00~16:50

場所 : 御茶ノ水ソラシティ1F カンファレンスセンター

主催 : ITスキル研究フォーラム

共催 : 一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会

参加費 : 一般 10,000円(税込み)

プログラム
14:00~14:05
主催者挨拶
特定非営利活動法人 ITスキル研究フォーラム 理事長 田口 潤
14:05~14:55
【基調講演】
企業がIT部門とIT人材に求めるもの
~真のイノベーションを生み出す人材は日本企業復活の鍵~
一般社団法人 日本情報システム・ユーザー協会 顧問
細川 泰秀

[講演内容]
 企業は今、真のイノベーションが求められています。プロセスの革新や単なる技術革新ではなく、新商品・新サービスを生み出すイノベーションです。新商品・新サービスを生み出すためには、問題解決力の前に「問題感知力」が必要です。今、日本の企業に欠けている真のイノベーションと問題感知力についてお話します。

14:55~15:45
【企業講演】
戦略的IT部門が会社を成長させる
~IT部門の子会社から本社への再吸収がもたらしたもの~
DIC株式会社
情報システム本部 本部長
 小田 滋

[講演内容]
 DIC株式会社は、インキ製造のみならずグラフィック、ケミカルなどに事業展開しています。欧米のインキ、ケミカル企業を傘下にグローバル企業へと変身してきました。2008年には創業100周年を機に社名を現在のDICに変更したのもその表れです。そして、ITをベースに経営資源を最適化し素早く展開することが経営から求められてきました。そのためいったん子会社したIT部門を2012年には本社に吸収し、戦略部門として再構築しました。そして、特に今後重要となるIT人材のタスクとスキルを明示し、見える化を進めてきました。IT部門人材のスキル体系をどのように構築してきたか、また現時点で見えたこと、そしてこれから取り組むことをお話しします。

15:45~15:55 休 憩
15:55~16:05
【iSRF講演】
枠組み「UISS、ITSS」と素材「CCSF」を活かす
~【UISS-DS】CCSF版【ITSS-DS】CCSF版と活用の考え方~
ITスキル研究フォーラム 事務局長
森田 哲也

[講演内容]
 ユーザー企業においても、IT企業においても、自社の人材像を基準となるモデルから設計できることはとても有用です。しかしながら、各社が自社に素材(CCSF)を取り込んで活用するのはやはり手間も時間もかかります。そこで、ITスキル研究フォーラム(iSRF)では、知見ある専門家メンバーによりCCSFのスキル項目を精査し、選定・追加した設問群によりITスキル研究フォーラムモデル(iSRFモデル)による診断システムを構築しました。人材像構築と企業の目的に応じた活用の考え方をご紹介いたします。

16:05~16:45
【日経コンピュータ講演】
グローバル人材の戦略活用を目指す「タレントマネジメント」の実態と課題
日経BP社 日経コンピュータ副編集長
田中 淳

[講演内容]
 本社だけでなく世界各拠点の人材の能力やスキルを一元的に管理し、「ヒト」という資源のグループレベルでの最適化を目指す「タレントマネジメント」に取り組む企業が増えています。ただ、タレントマネジメントは従来の人事管理とは大きく異なり、採用するのは容易ではありません。タレントマネジメント・システムの構築に取り組む企業の事例を中心に、タレントマネジメントの実態と課題を明らかにします。

16:45~16:50
ITスキル研究フォーラムからのお知らせ
ITスキル研究フォーラム事務局 桜井 航
17:00~18:00
懇親会
 ・ご講演者および受講者の皆様を交えての懇親会
 ・セミナー開催会場と同一フロアにて開催