全国スキル調査

 ITスキル研究フォーラム(iSRF)では、1年に1度(概ね夏季)Web上でスキル調査を実施しています。
 組織内でIT利活用に携わる方、DX推進に携わる方、情報システムやソフトウェア、各種デジタル技術の設計・開発・運用に携わるエンジニアやマネージャーの皆さんが無料で自由に参加できます。
 調査の診断結果から自分の強みと弱みを客観的に把握でき、今後のキャリアアップに役立てていただくことができます。また、企業においてもIT利活用を推進していくための基礎データとして活用していただけます。
 また、大学、研究機関などには、ご希望に応じて調査の分析データを提供することができます(個人情報は含みません)。詳しくは、事務局(E-mail: )までご相談ください。

バックナンバー 

2024年 開催概要

名 称第23回 全国スキル調査 2024
開催期間2024年6月中旬 ~ 8月中旬 予定
対象者
  • 情報システムやソフトウェア、各種デジタル技術の設計・開発・運用に携わるエンジニアやマネージャー、組織内のIT利活用部門の担当者
  • 企業においてITを利活用する全てのビジネスパーソン
内 容

ビジネス/ITスキル調査

 今年のスキル調査は、内容を一新し、2022年12月にIPA(独立行政法人 情報推進機構)より公開された「デジタルスキル標準」に基づくスキル診断を実施します。


DXリテラシー診断ビジネスパーソンに必要なマインドとスキルを診断します(約20問)
DX推進スキル診断DXを推進する役割を担う人材のスキルを診断します(約50問)

 1回の診断で、一般ビジネスパーソンの他、DX推進に必要な以下5つの人材類型について必要なスキルが診断できます。

  • ビジネスアーキテクト
  • デザイナー
  • データサイエンティスト
  • ソフトウェアエンジニア
  • サイバーセキュリティ
人材類型ロールDX推進において担う責任
1ビジネスアーキテクトビジネスアーキテクト(新規事業開発)新しい事業、製品・サービスの目的を見出し、新しく定義した目的の実現方法を策定したうえで、関係者をコーディネートし関係者間の協働関係の構築をリードしながら、目的実現に向けたプロセスの一貫した推進を通じて、目的を実現する
ビジネスアーキテクト(既存事業の高度化)既存の事業、製品・サービスの目的を見直し、再定義した目的の実現方法を策定したうえで、関係者をコーディネートし関係者間の協働関係の構築をリードしながら、目的実現に向けたプロセスの一貫した推進を通じて、目的を実現する
ビジネスアーキテクト(社内業務の高度化・効率化)社内業務の課題解決の目的を定義し、その目的の実現方法を策定したうえで、関係者をコーディネートし関係者間の協働関係の構築をリードしながら、目的実現に向けたプロセスの一貫した推進を通じて、目的を実現する
2デザイナーサービスデザイナー 社会、顧客・ユーザー、製品・サービス提供における社内外関係者の課題や行動から顧客価値を定義し製品・サービスの方針(コンセプト)を策定するとともに、それを継続的に実現するための仕組みのデザインを行う
UX/UIデザイナーバリュープロポジション脚注に基づき製品・サービスの顧客・ユーザー体験を設計し、製品・サービスの情報設計や、機能、情報の配置、外観、動的要素のデザインを行う
グラフィックデザイナーブランドのイメージを具現化し、ブランドとして統一感のあるデジタルグラフィック、マーケティング媒体等のデザインを行う
3データサイエンティストデータビジネスストラテジスト事業戦略に沿ったデータの活用戦略を考えるとともに、戦略の具体化や実現を主導し、顧客価値を拡大する業務変革やビジネス創出を実現する
データサイエンスプロフェッショナルデータの処理や解析を通じて、顧客価値を拡大する業務の変革やビジネスの創出につながる有意義な知見を導出する
データエンジニア効果的なデータ分析環境の設計・実装・運用を通じて、顧客価値を拡大する業務変革やビジネス創出を実現する
4ソフトウェアエンジニアフロントエンドエンジニアデジタル技術を活用したサービスを提供するためのソフトウェアの機能のうち、主にインターフェース(クライアントサイド)の機能の実現に主たる責任を持つ
バックエンドエンジニアデジタル技術を活用したサービスを提供するためのソフトウェアの機能のうち、主にサーバサイドの機能の実現に主たる責任を持つ
クラウドエンジニア/SREデジタル技術を活用したサービスを提供するためのソフトウェアの開発・運用環境の最適化と信頼性の向上に責任を持つ
フィジカルコンピューティングエンジニアデジタル技術を活用したサービスを提供するためのソフトウェアの実現において、現実世界(物理領域)のデジタル化を担い、デバイスを含めたソフトウェア機能の実現 に責任を持つ
5サイバーセキュリティサイバーセキュリティマネージャー 顧客価値を拡大するビジネスの企画立案に際して、デジタル活用に伴うサイバーセキュリティリスクを検討・評価するとともに、その影響を抑制するための対策の管理・統制の主導を通じて、顧客価値の高いビジネスへの信頼感向上に貢献する
サイバーセキュリティエンジニア事業実施に伴うデジタル活用関連のサイバーセキュリティリスクを抑制するための対策の導入・保守・運用を通じて、顧客価値の高いビジネスの安定的な提供に貢献する

出典:「デジタルスキル標準 ver.1.0」2022年12月 情報処理推進機構(IPA)/経済産業省

「デジタルスキル標準」とは──
「DXリテラシー標準」と「DX推進スキル標準」から成り、「DXリテラシー標準」は一般企業のビジネスパーソンに必要なリテラシーが、「DX推進スキル標準」はDXを推進する中心となる人材を対象に各種スキル・タスクが、それぞれ規定されています。
デジタル・トランスフォーメーション(DX)とは──
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革する とともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること(経済産業省「デジタルガバナンス・コード2.0」(2022年9月改訂)

コアコンピテンシー診断

 例年通り実施します。コアコンピテンシー診断はエンジニア、ビジネスパーソン、全てに共通です。
 コアコンピテンシーは、業種・職種に関わらず、ビジネスを効果的に進め、期待される成果を継続的に生み出していける「取組姿勢」や「具体的な行動」を意味しています。

意識アンケート

 参加エントリー後(スキル診断開始前)に、DXへの取り組み状況などに関するアンケートを実施します。


参 加無 料

完了特典

その他の診断(任意)

 必須の回答(アンケート調査とスキル診断)を完了すると、特典として、iSRFが提携しているサービスやその他の診断を利用できます。

ITリテラシーテスト
【DS-iPass(仮称)】
DXではITのみならず幅広い知識が求められます。本テストでは、「ITパスポート試験」過去問からランダムに30問を出題。ITテクノロジー、マネジメント、ストラテジーの各分野についての知識をチェックできます。
ストレスチェック
心の健康状態がわかります。厚生労働省の基準に加え、ストレス耐性などのメンタルヘルスのチェックができます
職場環境調査
職場の環境は、やる気や満足度に影響します。職場の環境を客観的にチェックできます
パーソナリティ診断
自分の特徴/タイプが分かる診断
文章チェック
100文字程度の文章を入力すると、読みやすさ、表現テクニックなどをコンピュータで自動解析


主 催特定非営利活動法人 ITスキル研究フォーラム(iSRF)
共 催株式会社 日経BPマーケティング
協 力

※ 趣旨に賛同し、PR/広報について支援してくださる企業、団体


※ 内容は予告なく変更する場合があります。ご了承ください。


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全国スキル調査 よくある質問

全国スキル調査はどのような目的で行われているのですか

エンジニアの方にスキル診断を通じて自分の強みと弱みを客観的に把握する機会を提供し、今後のキャリアアップに役立てていただくために実施しています。

診断の受診結果はどのように扱われるのですか

IDやパスワード等は削除され、診断結果は統計的に処理した情報を集約し、調査結果として公表します。のちに全国平均値として適時スキル診断システムに反映されます

個人情報の必須入力項目は何ですか

個人情報の登録はありません。匿名での参加が可能です(ただし、iSRFからのお知らせを受け取る目的で参加者が任意で自ら登録するメールアドレスを除く)

受診結果はダウンロードできますか

受診結果のダウンロード機能はありません。参加者が各自で画面をプリントアウトし、保存するのは問題ありません。

自社の社員に受けさせた場合、人事部が社員の結果について確認する方法はありますか

管理者の方が社員の方の結果を確認できるサイトや機能は提供していません。社員の方が各自結果を画面保存したりプリントアウトしたものを使用していただくよう、お願いしております

何人受けても無料ですか

何人受けていただいても費用はかかりません

調査期間の終了後に、自身の受診結果を保存していないことに気づきました。確認する方法はありますか

調査期間終了後はサイト自体がクローズされ、診断および結果の確認はできません。

※ 内容は予告なく更新されます