トピック

経済産業省/IPAのIoTスキル標準策定に参画

(2017年10月10日掲載)

 経済産業省と情報処理推進機構(IPA)では、IoTを中心に新たなスキル標準の策定を進めています。その中核となるIoTソリューション領域におけるフレームワーク構築、タスクとロールの整備を、当フォーラムの「IoT人材ワーキンググループ」のメンバーが主体となって構成された作業部会が担っています。

iSRFは、経済産業省およびIPAとともにスキル標準の策定(IoTソリューション領域における)を進めています


 経済産業省とIPAでは、近年急速に普及し産業分野でも大きな成長が見込まれるIoTについて様々な取組みを行っています。IoT機器の利用者や開発者向けに、不正利用を防止するための各種の手引きや情報を公開しているほか、人材の育成が急務となっている背景を踏まえてIoTに関するスキル標準の整備に着手しています。

 こうした動きに先立ち、当フォーラムでは本年(2017年)4月に「IoT人材ワーキンググループ」を設立し、IoT関連プロジェクトを担う人材に何が必要なのか検討を重ね、整理した人材像やスキル・タスク等をIoTスキル診断として整備しました。
IoT人材ワーキンググループの活動内容

 そして、本年(2017年)6月から8月にかけてWeb上で実施した「全国スキル調査2017」において、多くの皆さんにIoTスキル診断を体験していただきました。調査項目には意識アンケートも盛り込まれ、これまで知られていなかった様々な実態を明らかにすることができました。(全国スキル調査2017の内容

 こうした活動が認められ、経済産業省およびIPAによるスキル標準の策定(IoTソリューション領域における)に参画させていただく運びとなりました。