事例レポート

(※ 過去バーションのDSシリーズでの利用事例を含みます)


ITSS-DS事例


さくら情報システム

標準のものさしによる平均値との比較こそがITSSと「ITSS-DS」を使いこなす鍵


(前ページからの続き)


SCP認定制度への活用がエンジニアにさらなる目標を示す

 ── SCP認定制度への活用について教えてください。


遠山 前提として、まずSCP認定制度の概要をお話いたします。SCPでは、現在PM、ITA、APSの3つを認定対象職種としています。対象レベルはレベル5(「L5」)とレベル6(「L6」)です。認定のプロセスは書類選考と社外審査官を含めた面接で、「定められた基準を満たす規模の案件を経験し、成功を納めていること」が認定の基本的な条件です。
 選考の段階では、「L5」であればDSの診断結果でレベル4、「L6」であれば同じくレベル5を満たしていることを目安として掲げています。
 また認定の前段階としての「L4」選抜育成も行っています。スキル項目ごとに本人の現状と目標値のギャップを把握し、具体的な育成ポイントを踏まえた育成計画の作成や社内配置に活用しています。(図2)

図2 L4選抜育成