エンジニアの意識変化が成長を助ける
── これまでの取り組みを振り返って、得られた成果はなんですか。
遠山 現在の職種、将来希望する職種という認識が少しずつ定着してきました。SCP認定取得者からのメンタリングも実施しています。これらの施策によりエンジニアに意識変化が起こりました。なにを目指せばよいか、なにが自分に必要なことかがわかり目標を持って日々の仕事に取り組むようになったという声が現場から上がっています。長谷川 診断を始めたころは実態との乖離がみられましたが、診断の目的や意味が理解され、現在は数値のぶれが小さくなりました。人事評価とは切り離した育成に焦点を当て続けたことも大きかったと思います。
標準のものさしと受診データこそが活用のもと
── これから取り組みたいことや課題はなんですか。
遠山 これからも標準のものさしを使った客観的なデータをさらに活用していきたいと考えています。したがって、現時点では共通キャリア・スキルフレームワーク(CCSF)導入の必要性は感じていません。営業の一部でも受診し始めました。開発職種以外の職種での導入も検討項目のひとつです。── さらに育成に活用する仕組みをお考えですね。本日はありがとうございました。
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さくら情報システム株式会社
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